髪は本来、ほどよく弾力のあるとても強度が強い素材。
しかし傷んだ髪、いわゆるダメージヘアは強度が弱く引っ張ると簡単に切れてしまいます。
これは切れ毛が典型的なダメージヘアの症状であることを考えれば明らかです。
健康的な髪は適度に弾力を持つので引っ張って切ろうと思うと意外なほど伸び、
結構な力が必要になります。
丈夫な髪は10本も束ねれば1キロ以上の重さにも耐えるため、
理論上、100本なら10キロの重さ、
1000本ならば100キロの重さに耐えることが出来るはずです。
髪は濡れた状態だとその強度は4割も弱まることが知られています。
このため健康で強度の強い髪を維持するためには洗髪後は手早く髪を乾燥させることが望ましいといえます。
髪が太いのは頭皮の環境が良好で栄養のある髪が生えていることに他なりません。
逆に一本一本が細い髪は栄養に乏しく、強度も弱いということです。
髪は既に死んでいる細胞のため自己修復能力はありません。
そのため強度の強い髪とは健康な頭皮、
毛穴から生えてくる栄養豊富な毛根によって作られた健康的な髪、ということがいえるのです。
サロン通いだけでなく髪を強くする為に頭皮のケアに力を入れましょう!!